PGN MIL-LOG

FSB ALFA 射撃競技会装備大好きおぢさんのPGNです。

ルート・アイリッシュ楽しかった〜
という余韻も冷めやらぬところですが、この日のためにおめかししたAKのことでも書こうと思います。

AK74M系やAK100シリーズに標準添付の黒いファイバー製折りたたみストック、コレはコレでAKっぽくて好きなんですが巷ではなにやらZENITのPT-1ストックが流行っている模様。

当初は私のAK-105もフルZENITにしてやろうと思ってたんですが、ここに来て皆と一緒では面白くないと思い始めたので私のフルZENIT計画はアボートされました。

で、写真を漁ってて見つけたのがイスラエルのCAA社のストック。これ。





電池ケースとか付いてて便利そうなヤツです。余り使うことはないと思いますが…




取り付けた際の模様をメモ的に記事にしてみましたのでよかったらご覧ください。
「E&LのAKってストック交換が面倒らしいじゃん」と思っている方の参考になれば幸いです。

こいつをAK-105に取り付けるためにはあとM4用のバッファーチューブ(この場合電動ガン用)とストックアダプタが必要になります。

バッファーチューブは休眠中のD-boys HK416のやつが手元にあるのでそれを使うとして、ストックアダプタが問題になります。
Asura DynamicsやARMY FORCE等いくつかのメーカーが製造販売しているようですが、今回はいーぐる同志の助言に従いARMY FORCE社製を選んでみました。
ARMY FORCE社製のストックアダプタにはAEG用(AF-SA043)とGBB用(AF-SA044)があるので、自分が使おうとしているバッファチューブによって、買うときに注意して選ぶ必要があります。

ちなみに、Asura Dynamics社の物はバッファチューブの外周のネジを利用して固定する方式なので、AEG用でもGBB用でも実物でも使えるんだと思います。しらんけど。



購入はYahoo!オークションでSEAL AIRSOFTから購入。
かなりたどたどしい日本語の商品説明と落札後は海外から発送という普通なら敬遠しそうな業者ですが、落札後すぐに連絡があり、入金後は即発送完了と追跡番号を伝えてきました。
商品は香港から「国際特殊通常書留」で、5日で届きました。(6/22日発送→6/27到着)

アダプターは2ピース構造になっています。



ネジで固定するようです。ネジロック剤を塗布して組み立てましょう。






ではガン本体の方を見てみましょう。

このピンでストックを固定しているのですが、ピンを通した後、ピンの先端を叩き潰して抜けなくしてくれてあります。
でもぶっ叩いたら行けそうな雰囲気はあります。



…叩け！力の限り！



抜けました。

次に、抜いたピンをアダプタに合わせてみます。
…入らねえ



穴を広げる必要があります。ヤスリでちまちまいくか、ドリルでガッといくか…
ドリルだろ。

5mmのドリル刃を当ててみて径を確認します。だいたいこれくらいでしょう。



できた。
…けどピンがスコスコと通ります。
ハンマーで打ち込むくらいの径にしたかったのですが、ちょっと穴が広すぎたかも
4.8mmくらいならきっと、ちょうど良かったのかもしれませんがそういう規格のドリル刃があるのかは知りません。多分普通のホムセンとかでは手に入らないでしょう。



では組み立てたアダプタをガン本体に組み込んでいきます。



この部分に隙間が出来ますが、これはE&Lだけの特徴です。
LCTやCYMAは蝶番の穴というか筒状になっている箇所の上側が少し長くなっているので問題なく嵌るのですが、E&Lのみ上下とも同じ長さなので上側に隙間ができるのです。



このせいでストックをたたんだ時には上下にズレたりしますが、展張してロックしてしまえば石のように固くロックされます。

まあ気にせず取り付け作業を進めます。すこしカタカタいうけどまだこの時点では放置です。後で調整します。

バッファチューブを取り付けます。



スタンダード電動ガンのM4でよく見かける方式で固定します。

バッファチューブの奥底にあるネジで固定して、



バッファチューブリングを締め込むことで増し締めをします。
このときもネジロック剤の塗布を忘れずに。




一応完成したのでCAAのストックもはめてみる。



接合部のガタは鉄板やプラ板を挟むには固定方法に困るのですが、100均で買えるファスナーテープを切って貼り付けることで解消出来ました。
こうしておいて、ロックしてしまえばガタは皆無です。
蝶番の隙間があるために生じる上下の動きはどうしようもありませんが、ちょうどよい径のパイプを買ってきて隙間にハマるサイズに切って通しておけばいいかもしれません。
今回はそこまではやりません。やらなくても固定には問題ありません。



次にパチストックにありがちなガタですが、これもファスナーテープで解消。ファスナーテープマジ有能。（それでもけっしてベルクロとは言わない）




標準のストックとの比較。



固定ストックの全長が、24.5cm
伸縮ストックの全長が、21cmから29cm
CAAストックのゴム製バットプレートも相まって、とても構えやすくなりました。

完成図




使用例

まとめ

他にこの手のストックとしてはMAGPULのCTRストックもありますが、このCAAのストックの使用例はとても良く見かけます。モノホンのFSBオペレータの間ではかなり人気のあるストックのようです。重いけど。

※使用例画像にしれっと混ぜてみたけど、この注釈入れなかったらモノホンと言ってもバレないんじゃないかと思う^^;